縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について

先々代浜松櫛3代目松山鐵男は古代の櫛の復元にも情熱を注ぎました

下の画像の赤い櫛は
福井県三方上中郡若狭町「鳥浜貝塚」から出土した櫛の復元です

縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について

実物は椿の木で芯を作り、 塗りは生漆(きうるし)を精製しベンガラを加えます。
こんな技術が縄文時代にすでに 発達していたんですね。


今回北海道恵庭市の「カリンバ遺跡」からも漆塗り櫛が出土していたことを教えていただきました!
なんともいい形をした櫛だと思います



縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について
縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について
縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について

縄文の高い文化、知性、技術を感じずにはいられない!びっくり




縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について
縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について
縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について

祖父が生前、この櫛のことを知っていたら、復元したがったと思います



カリンバ遺跡にとは

カリンバ遺跡は、JR恵庭駅と国道36号線に挟まれた市街地にあります。平成11(1999)年の市道建設の前に恵庭市教育委員会が行った発掘調査で、縄文時代後期末(約3,000年前)の土坑墓群が見つかり、一つの穴に2人以上埋葬した大型合葬墓も4個確認されました。そのうち大型合葬墓3個に埋葬された人たちは、漆塗りの櫛や腕輪、腰飾り帯など数多くの漆塗り装身具を身につけていました。カリンバ遺跡で見つかった縄文時代の漆塗り装身具は多種多様で、質・量とも前例のない素晴らしいものであったことから、遺跡は平成17年に国の史跡に指定され、遺物は翌年に重要文化財に指定されました。


同じカテゴリー(黄楊櫛)の記事
黄楊櫛作りの修行
黄楊櫛作りの修行(2025-05-02 18:27)

明日は猫の日
明日は猫の日(2025-02-21 19:23)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
縄文時代の漆塗りの赤櫛にまつわる話・・・福井県「鳥浜貝塚」北海道「カリンバ遺跡」・・・について
    コメント(0)