中日新聞に掲載されました☆ <目耳録> 職人魂_浜松櫛

中日新聞に掲載されました☆

https://www.chunichi.co.jp/article/426892

以下
中日新聞2022年3月1日 16時00分 (3月1日 16時00分更新)
<目耳録> 職人魂
より転載です

<目耳録> 職人魂
2022年3月1日 16時00分 (3月1日 16時00分更新)

 小学生の頃、小説で主人公がツゲの櫛(くし)を大切にしている描写を読み、「いつか自分も手に入れよう」と心に決めていた。異動で浜松市から名古屋市に引っ越す際、「はままつぐし」を求めたのは、長年の憧れからだった。
 職人の松山順一さん(74)にメールで連絡を取り、昔ながらの寸や分でサイズを指定して注文。一週間後の完成を楽しみに待った。
 松山さんは四代目。静岡県内でただ一人の木櫛職人だが、「続けていたら、うちが残っただけ」という。先代は伊勢神宮の遷宮や上皇后美智子さまのご婚礼で櫛を納めた。その後を継いで作る櫛は、日用品ながら滑らかで美しい。材料に納得がいかず、仕入れ先に送り返したこともある。「そこは職人だから」
 出来上がったのは、職人魂が込められた四寸五分。毎朝、私の癖毛を解きほぐし、心のスイッチを入れてくれる。
 (小端あゆ美)

以上転載です

中日新聞に掲載されました☆ <目耳録> 職人魂_浜松櫛
中日新聞に掲載されました☆ <目耳録> 職人魂_浜松櫛

浜松櫛とは・・・

浜松市中区で江戸時代末期から150年以上四代に渡って続く木櫛屋です。
先代から続く技術、心意気を受け継ぎ、江戸時代から続く櫛作りを当時の技法で手作りしています。
材料は、つげ、イスノキ、桜、などを用います。黄楊材は現在では九州薩摩産を用いています。

浜松櫛に関する
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